土日に引っ越すより平日に引越した方が業者の料金は安い

引越しをするなら少しでも安くしたいですよね。実は引越し料金は「平日」か「休日」かによっても大きく異なります。

引越し業界では「繁閑指数」というものがあり、過去のデータからあらかじめ引越しが混み合う日、暇になる日は予想されています。

それに合わせて割増料金が追加されたり、値引き率が大きくなったりします。引越しの日程に余裕があるのなら、ぜひお得に引越しできる日を選びましょう。

休日の方が混み合うため高い

土日などの休日は平日よりも引越しが混み合います。週休二日制の公務員や会社員、子どもの学校の関係などからも、休日の引越しを選ぶ人が多いためです。

そのため土日は、「休日割増料金」として平日の通常料金よりも20%程、上乗せする業者がほとんどです。

逆に平日は引っ越しする人が少ないため、割増料金がなく、安い金額で引越しできます。

引越しシーズンもやはり平日の方が安い

3月中旬から4月上旬は引越しが多く、価格相場が高いのは常識となりつつあります。全国的に新年度に合わせて、転勤や就職、進学のための引越しが集中するためです。

この時期は土日以外に春休みも重なるため、平日でも割増料金が発生する場合があります。

ただ、このような引越しシーズンであっても、土日に引越しが多いため割高になります。

休日より平日。では平日の中でさらに安くなる曜日は?

業者によっては月曜日と金曜日の料金を割高に設定しているところもあります。

長距離の移動になる場合、搬出から移動、搬入までを一日で終わらせるのが難しく、どうしても2日がかりの引越しになってしまうことも多いです。

休みである土日にうまく予約を取ることができればいいのですが、忙しい時期はすでにトラックの空きがないこともよくあります。

そのため金曜日と土曜日や、日曜日と月曜日というように2日連続して予約を取ることがあるからです。

休日の前日と翌日の料金も確認してみるとよいでしょう。

休日の前日と翌日の2日がかりの引越しも結構な件数があることを考えると、一般的には、火曜日、水曜日、木曜日が安くなるということになります。

火曜日、水曜日、木曜日は利用する人が少ないので、その分、値引き率を大きくして料金を安くしてでも受注につなげたいということです。

火曜〜木曜日が定休日となることの多い美容業界、不動産関係、個人医院などにお勤めの人はラッキーですね。

安さ以外にも!平日を選ぶメリット

料金以外にも「作業の質」や「引越し後の手続き」など、平日に引越しするメリットがあります。

メリット1. 丁寧でスムーズな作業が期待できる

ファミレスやコンビニのバイトの時給は平日よりも休日の方が高いですよね。

これは、休日は集客が増え普段より忙しくなるのに、主婦などは土日に休みを取る人が多く、休日の人員確保が難しいからです。そのため時給を高くして対応しています。

これと同様に、引越し業者のバイトの時給も休日は高めに設定しています。その分、休日は引越し料金が高くなります。

それだけ平日は土日に比べ人件費が安く済みますし、忙しい時にだけ入るバイトを使う必要がないので、正規雇用のベテラン作業員である確率が高いです。また、丁寧でスムーズな作業が期待できます。

メリット2. 近隣への迷惑も最小限に抑えられる

他にも平日の引越しは都合がいいことがあります。

平日の日中は、近所の人たちも通勤や通学のため在宅率が低いので、多少物音を立てても、引越しトラックが道を塞いでしまっていても、休日ほど迷惑をかけることもなく、近隣の方への気遣いも少なくてすみます。

メリット3. 各種手続きも引越し当日にできる

また、休日に引越しをすると役所が休みなので、平日に休暇を取って手続きにいかなければなりませんが、平日に引越しをすると、引越し当日に手続きも済ませることができます。

ゴミの出し方など分からないことを役所に電話で尋ねる時も、平日であればすぐに電話がつながり、疑問をすぐに解消することができます。

ガスの開栓の立ち会いに来てもらう際にも、平日の方が時間指定の予約が取りやすいでしょう。

地元密着型の業者の場合は、土日も平日も変わらない場合も

地元密着の小規模業者などは、休日平日を問わず安定的に引越しをこなしているケースもあり、平日だからといって極端には安くならない場合もあります。

地域の特性にもよりますが、繁華街やオフィス街が近く、大きな幹線道路が通り、平日は四六時中交通渋滞が続くような土地柄では、移動効率が非常に悪くなります。

そのような場所は平日より土日の方が作業効率がよくなり、休日と平日の料金差が小さいことがあります。あらかじめ確認しておきましょう。

さらに激安を狙うなら

世間一般では、冠婚葬祭だけでなく、新しいことを始める大切な日に「大安」を選ぶ慣習が根付いています。家を新築する際の地鎮祭もそうですし、新車の購入も大安を選ぶ人が多いです。

同様に、引越しも新しい土地での新しいスタートが始まるわけですから、大安に引越しが集中することになります。

ということは、仏滅に引越しを希望する人が少なく、引越し業者は暇になってしまうので、少しでも利益を得るために料金を安くしています。結果、仏滅は格安に引越しすることができます。

受注状態により、値下げが期待できない場合や、大安であっても午後便なら安くなる場合もあります。引越し業者に「いつなら安くなりますか」と聞いてしまうのも手です。

業者の都合に合わせることが、安く引越しをする秘訣です。

まとめ

「平日の方が安い」というのは「引越し業者が忙しい時は引越し料金も高く、暇な時は安い」という実に単純な理由です。

同一の業者内でも、最安値から最高値まで、2倍の開きがあるということは珍しくありません。事前にこういったからくりを知っているのと知らないのとでは大違いです。

引越し業者の事情を意識して、できるだけ安く有利な条件で引越しできるようにしましょう。