
引越しが決まったら、まずどんなことから取りかかればいいでしょうか?新築を建てる場合などは、ある程度時間に余裕がある一方、仕事先の転勤などで急に引越しを迫られる場合もありますよね。
いずれにしても、引越し当日までにやらなけばならないことは、山のようにあります。早めに取りかかれること、直前にしかできないことを、時系列にまとめておきましょう!
「やることリスト」を作ると便利!〜引越し前日まで〜
まず、引越し1ヶ月前から前日までにやるべきことをリスト化しましょう!
引越し1ヶ月前までにすること
引越し1ヶ月前までには、以下の5つの項目をしっかり行いましょう!
リスト1.引越し業者を決める
単身や家族など人数によって変わる荷物の量や、引越し先への距離によって、料金が大きく変わります。
料金には大手と中小企業では大きく差があるので、必ずいくつか見積もりをとることをおすすめします。
引越し業者の見積もりを一度に行える一括見積もりサイトもあるので、比較してみましょう。
大手の業者の場合、食器や靴、照明器具などの専用ボックスがあり、荷造りの手間が省けることも。
また、オプションで家電の設置やクリーニングをしてくれる業者もあります。
引越し日は、休日とその前日よりも平日を選んだ方が料金は安くなります。
また、時間帯によっても午前中指定より午後便や、時間指定のないフリー便などにするとより安くなります。
リスト2.大家に退去日を知らせる
集合住宅に住んでいる場合、大家や管理会社に1ヶ月前には必ず退去日を知らせましょう。
駐車場を借りている場合も解約の連絡をします。お子さんがいる場合は、学校にも連絡します。
リスト3.荷物の整理
リサイクルや粗大ゴミ
不要なものはリサイクルや粗大ゴミへ。粗大ゴミは自治体によって引き取り方法が定められており、数日かかる場合もあるので確認しましょう。
家電などは、新しく買い換える時に引き取ってもらえる場合もあります。
衣類や書籍は買い取りも
衣類や書籍などは買い取りをしてもらえる可能性があります。最近はネット申し込みで宅配用の箱を送ってもらい、売りたいものを送れば古着屋に査定をしてもらえます。
ほかにも、フリマアプリで自由に値段をつけて売るという方法も。
捨てるのか持っていくのかの判断
エアコンなどは工事代を払って取り外して設置するよりも、引越し先で新しく購入した方が安くつく場合もあります。荷造りは余裕をもってやりましょう。
リスト4.荷造り
ダンボールは引越し業者にもらえますが、もしも節約を重視するなら、自分で用意し、その分値引き交渉をすることもできます。スーパーやホームセンターで無料でもらえる場合があるので、利用しましょう。
荷造りは、使っていないものやオフシーズンの衣類などから始めましょう。引越し先での収納場所や使う部屋をあらかじめシミュレーションして、配置する部屋と箱の中身がわかるようにしておくことも忘れずに。
ストーブの灯油は入れたまま持っていけないので、使いきるか処分が必要です。
リスト5.手続き関係
引越しには、役所などでの手続きも必要となります。役所の手続きは、引越しの2週間前からできます。
転居届
市外への転居の場合は、「転出届」を提出して「転出証明書」を出してもらいます。印鑑を持参。
国民健康保険
自治体を移動するときに「資格喪失届」が必要になりますので、保険証持参で手続きをします。
印鑑登録
「転出届」を出せば印鑑登録を自動的に廃止してくれる自治体もあります。印鑑登録を持参。
児童手当
子供がいる場合は、手続きしましょう。
水道・ガス・電気
ホームページから申請可能です。
固定電話
固定電話を契約している場合は手続きをしましょう。
郵便局の転送届け
インターネットでも可能です。
保険、銀行、クレジットカードなどの転居届け
ホームページや電話で申請可能な場合もあります。
クリーニングの引き取り
忘れずにクリーニング店に引き取りに行きましょう。
その他
インターネットやケーブルテレビ、ウォーターサーバー、新聞、生協など契約しているものについて手続きをしましょう。
各種転居届けや解約手続きを忘れずにしましょう。転居先でも同じサービスを続けて使いたい場合、そのエリアや住居が対応しているかの確認が必要です。
解約は、支払いの締め日に合わせて損のないようにするのもポイントです。
引越し前日までにすること
引越し前日までには、以下の4つの項目をしっかり行いましょう!
リスト1.冷蔵庫の電源オフ、水抜き
氷が溶けるのに時間がかかるので前日までにやっておきます。製氷機はオフにして、氷も全部捨てます。
中身も空にし、コンセントを抜き、水抜きします。機種によって水を捨てる必要がある場合もあるので、取扱説明書を確認しましょう。
リスト2.洗濯機の電源オフ、水抜き
水抜きをして、コンセントを抜きます。水抜きは、水道の栓を止めてから洗濯機を2〜3分まわすとできます。
水抜きをしておかないと、運搬中に水が漏れて他の電化製品が壊れてしまったりする恐れもあります。
リスト3.貴重品や移動に必要なものは別にしておく
通帳や印鑑など、貴重品は荷物に入れず、別にしておきましょう。
リスト4.隣近所へのあいさつ
一戸建てなどでご近所付き合いがある場合は、必ずしましょう!集合住宅などで特にお付き合いのない場合は、最近は特に必要としない場合も。
引越し当日にすること
引越し当日にも、やるべきことはあります!以下の4つの項目を確認しましょう。
リスト1.電気、ガス、水道を止めてもらう
ガスの閉栓の時、オートロック式建物の場合や警報器を外す場合は、立会いが必要です。
リスト2.賃貸の場合は、立会いのもと引き渡す
元の状態で部屋を引き渡す、というのが原則。入居者による故意過失によってできた傷や汚れは、入居者が負担し修理するのが義務となっていますが、これは敷金から補填されるのが一般的です。
リスト3.引越し業者への支払い
一般的には、作業終了後に責任者に現金で支払う事が多いです。口座振込やカードでの支払いが可能な場合もありますので、引越し業者に確認しておきましょう。
リスト4.引越し先の隣近所へのあいさつ
新築一戸建てなどは周辺に工事で多少の迷惑をかけていることもあるので、できれば隣近所へのあいさつの品を用意しておきましょう。集合住宅などで特に必要ないと考える場合は、最近はこの限りではありません。
「やることリスト」を作ると便利!〜引越し後〜
無事に引越しが終わっても、やらなければいけないことはたくさんあります。
引越し後にすること
引越し後、スムーズに新生活をスタートするためにも、以下の4つの項目をなるべく2週間以内に行いましょう。いろいろな手当やサービスを受けるのに必要になってきます。
リスト1.役所や役場での手続き
- 転入届
- 印鑑登録
- 国民健康保険、国民年金、児童手当
- 転校届
市外の転居の場合は、すでに発行してもらっている「転出証明書」と身分証明書、印鑑が必要です。同じ市内での転居の場合は、引越し後に「転居届」を提出します。
子供がいる場合は「転校届」を学校に提出しましょう。
リスト2.車の手続き
運転免許の住所変更
警察署か免許センターで手続きします。バイクの免許の場合は、陸運局での手続きとなります。
車庫証明の申請
警察署で手続きします。
車検証の住所変更
陸運局で手続きします。
リスト3.電気、水道、ガスの使用手続き
電気、水道は使用開始の連絡ハガキを投函します。FAXやインターネットでの手続きが可能な場合もありますので、使用する地域の自治体や水道局、電力会社に問い合わせましょう。
ガスは電話かインターネットで申し込み、訪問の際に立ち会いのもとガスメーターを開栓してもらいます。
リスト4.転居ハガキ
引越しして少し落ち着いたら、なるべく早めに転居ハガキを出し、周りにお知らせしましょう。
参考になりましたか?やることがたくさんな引越し作業。しっかりとリストアップして、快適な新生活を始めましょう。
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